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「平木?」
急にだまった克也を変に思うかがみ。
それを聞いたこなたが、がっくりした顔でかがみを見た。
「あ~かがみ、それは言っちゃだめだよ」
「なんで?事実じゃない」
「人間、知らない方が幸せって時があるじゃん」
「まぁ確かに。でも今の話に関係あった?」
「ありあり!おおありだよ!」
こなたは克也に向かって親指を立てた。
「グッジョッブ!」
克也はそれを見ると一つため息をして自分の席についた。
「あれ?帰らないの?」
かがみが聞いてくる。
「きっとさっきみたいなイベントを待ってるんだよ!」
こなたが目をキラキラさせながらこっちを見てくる。
「あ…いや、つかさを待とうかなと思って」
「な~んだ」
それを聞いたこなたはつまらなそうな顔をして机の上に座る。
「じゃあ私達と一緒か」
かがみがニコニコしながら言う。
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