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＊１＊

｢ほら!美緒!!来たよ!｣

さっき私に元気よく
挨拶をしてきた

友達の佐藤 藍(さとう あい)が

前方を指差しながら

これまた元気よく
私の肩を叩きながら言う

｢ちょ!藍!!声でかいよ～//｣

｢いいじゃん!ほら、高沢(たかざわ)来たよ!｣

｢う、うん｣

藍に高沢と呼ばれたその人は

｢せんせぇー!おはよー｣

｢おぅ、おはよ｣

｢先生、今日もひどい髪型～!｣

｢はあ⁉わざとたててんだよ｣

｢へぇー全然にあってなーい!｣

｢うっせぇ!｣

女生徒数人に
今日も朝から囲まれる

人気者の先生で

｢先生っ!おはよっ!!｣

｢お、佐藤おはよ｣

｢………///｣

｢亜沢？｣

｢あ、は、はい!!｣

｢ぷっ。朝から変な奴だなお前は(笑)｣

｢そ、そんな事ないです｣

｢変だよお前は(笑)｣

｢ぅ～…//｣

｢やっぱ変な奴(笑)!
じゃあな亜沢!｣

まともに顔も見れない

喋るなんて
とんでもない

私の恋する相手なのです

そう 私が他の生徒と少し違う所というのは

先生に本気で恋をしてる

ということ

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