王国貴族《神埼奨の始まり》

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長く続く廊下。アンティークな雰囲気を醸し出し古い時を感じられた その廊下で、空気の様に通り過ぎる影が現れる 黒い長袖のジャンパーに肌に張り付いて体格を見せる様なタイツ状のTシャツと青黒いダメージジーンズの青年だ 「………」 フゥンと彼はため息を吐いて黒い瞳で瞬き。それと同時に肩より少し長い後ろ髪が揺れた 前髪は、瞳を見え隠れさせ髪質は艶がある 色は、黒に艶を与えた漆黒 カッコイイと恐いを合わせた顔は無表情だ そんな彼は、扉の前に立ち止まりノック 「神埼奨【カンザキショウ】…神風玄人【カミカゼクロウ】に呼び出され来た」 多重音の様な重たく神秘的な声を上げた。彼…神埼奨は、入っていいよ。の声を聞くと同時に扉を開け入る 廊下と同様のアンティークだらけの部屋に座る青年に向かう彼。 僅かに敵意を見せながら歩くのであった
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