―ギルド―

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―ギルド―

゙ぱちぱち″ どこからか拍手が聞こえて来た。 「いやぁ…見事じゃったよ」 音のする方を見ると長老が立っていた。 「一君や。わしが言った意味が分かったようじゃの」 長老は楽しそうに一君を眺めている。 「はぁ…長老……時雨にあんな力があるなら先に教えて下さいよ~……」 一君は脱力した感じで突っ立っている。 「ホッホッ…それでは面白くないじゃろ??」 「あのね~……」 「まぁ時雨のコトも分かったし良いではないか…」 長老は楽しそうに去っていった。
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