―任務―

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「オイオイ……」 一君と時雨は話しにあった怪異の巣まできていた。 「何もいねぇじゃねえか」 時雨たちが来てみると巣からは怪異が消えていたのだ。 「臭う…ね」 辺りを調べていた時雨がふと気付いた。 「この…におい…」 「あぁ…なんで気付かなかったんだ??」 一君はくやしそうに座り込んだ。 「僕…も気付かな…かった…よ」 「それよりアイツは問題だな……人型の怪異は事例がない………」 「え??」 時雨が不思議そうに尋ねる。 「人型の怪異にはあった人がいないんだよ!!」 時雨はやはり不思議そうにしている。 「まさか……オマエ人型にあったことあるのか!?」 「もち…ろん」 時雨は胸をはって答えた。
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