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「やっぱり…オマエが怪異だったんだな!!」
時雨と一君が街に戻ってくるとそこには街長のトロニーが立っていた。
「気付くのが遅かったな」
トロニーは時雨たちを見ても驚かないようだ。
「うる…さい、首を…ぶった斬る…よ」
時雨が斬り掛かった。
「遅い!!!!」
トロニーが手をかざすと時雨は衝撃波で吹き飛び、一君の視界から消えた。
「かはっ……」
時雨は一君の後ろの壁にたたき付けられていた。
「時雨!!!」
一君が時雨に駆け寄ろうとした。
「どこ行く気だ」
トロニーの声が傍で聞こえた。
「ナニ!!??」
トロニーは目の前に立っていた。
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