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「さっきから気になってるんだけど……」
食堂で時雨に食事をさせてた静香が尋ねてきた。
「その布の細長い包みってなにが入ってるのかしら??」
すると時雨は黙って包みを開けた。
゙カシャ″
包みからは太刀が転がり出てきた。
太刀が出てくると食事しにきていた人達が集まってきた。
「おぃおぃガキンチョにこんな刀使えるのかよ……」
一人が太刀に触れようとすると静香が叫んだ。
「ダメェェェエ!!!!」
空気が凍りついた。
「どうしたんだよ静香ちゃん??」
突然の反応に周りは困っていた。
「これ…妖刀」
時雨が太刀を包みにしまった。
「普通の…人が触った…ら大変なコトに…なっちゃう…よ」
黙り込んでいた静香が口を開いた。
「そうよ…その妖刀は世界中にたった二本しかないと言われてる妖刀の一本……」
「コレの…名前…は……」
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