安らかな日々・・・

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聖志郎「三里先の山ってあれかぁ・・・・ん!?」 山から煙りが上がっているのに気づいた、俺は直ぐに本体の指揮を他の者に任せ思春と共に偵察にでた 聖志郎「・・・・先客があったのか、でも一体誰が・・・・」 根城は半壊し一部火災の後があった。 しかも、倒れていた者は鈍器で殴られたような跡がある 思春「自力で逃げ出した訳ではなさそうだな」 聖志郎「ああ、ほとんどが急所に一撃で死んでいる。倒れている者を見るかぎり、鈍器を武器にした集団か一人で殲滅したらしい」 しかし、鈍器といったら石斧、鉄槌、鞭だがどれも軍でもつには扱いづらい。 聖志郎「思ったより小規模だな」 思春「・・・・・・」 聖志郎「思春?」 思春「誰かが見ている」 聖志郎「誰かって誰?」 思春「残党かもしれん」 聖志郎「いや、ここを殲滅した子だよ」 思春「何故そういい切れる!確認もせず自らの考えで動いたら全軍に影響するのだぞ」 思春は凄い怖い顔をして声を荒げる。 聖志郎「いや、いるし。僕の隣の木の裏に」 ???「へう!?」
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