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時は流れて、無事に高校を卒業させて貰った。その後は大した定職にも着かず、アルバイト生活をしていた。
ある時、映画の仕事が入った。俳優としてではなく、裏方としてだが。仕事が終わり帰るときに、一人の華やかな夢を見ている女優が「これから付き合わない?」と誘ってきた。タイプだった彼女の誘いを受け、レストランへ行った。
レストランから自宅へ送って行こうとしたら、「湖に行きたい」と言い出したので連れていった。
後は流れだった。湖の畔に車を停め、お楽しみタイムの為にシートを倒す。
蒸し暑く長い夏の夜だった。
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