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すると何故か男子生徒は吹き飛んだ
優汰｢何してんの?｣
優汰はとても怖い表情で男子生徒の胸倉を掴んで睨んでいる
優汰が男子生徒を殴り飛ばしたようだ
こんな優汰の表情を初めて見た
男子生徒は直ぐに何処かに逃げ去って行った
優奈｢･･･ありがとう優汰｣
優汰｢･･･別にただ嫌がっていたっぽかったから助けただけだから､気にするな｣
優汰はそう言うとそっぽ向いて校舎に戻って行った
なんでそんなに私に冷たいの?私は優汰に何かした?･･･教えてよ･･･でなきゃ､不安になっちゃうよ
私は悲しくなって泣いてしまった
菜月｢どうしたのその目?真っ赤になっているよ｡なんで泣いたの悲しいことでもあった?｣
落ち着いたので教室に戻ると菜月が私を見るやいなや凄い形相で近寄って来て心配してきた
優奈｢大丈夫だよ｡ちょっと目にゴミが入って中々とれなくてこんな風になっただけだから心配しないでよ｣
私はそう言って菜月を宥めた
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