第1章

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薄いカーテンがかかった窓から朝日が差し込み、鳥のさえずりが聞こえてきた。 俺はゆっくり身体を起こした。いつもと変わらない自分の部屋。 時計を見ると8時30分… 「遅刻だな…」 俺はベットからでると制服に着替え、そのまま玄関で靴をはき家を出た。 いつもと変わらない通学路を1人で歩く。もちろんこんな時間に他に誰かが歩いてるわけもなく、学生の姿は見えない。 とくになにもなく学校の校門前に着いた。 「何だ…?」 校門から見える一本の大きな木。 その木の下に1人の少女が立っていた。
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