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「いえ、授業を気にするような人には見えませんでしたから」
「どうゆう意味だよ…イテッ!」
体を起こそうとすると腹部に痛みが走った。
「あ!まだ横になっていて下さい。体は鍛えてあるみたいなので、もう少したてば歩けるようになるはずですから」
まあ、理香程ではないが昔空手をやってたからな。
俺は起き上がるのをやめて、少女に言われたとおり横になった。
「お前いったい何者なんだ?」
化け物の大鎌を止め、真っ二つに切り裂くなんて、普通の女子ができるものではなかった。
「私は…退魔師(たいまし)です」
「…たいまし?」
退魔師とゆう聞き慣れない単語に俺は首を傾げた。
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