第1章

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「お前はこれからどうするんだ?」 俺は少女に振り向いてそう聞いた。 「ああ、それなんですが実は…」 少女は少し間をあけて言葉を続けた。 「明日から私この学校の生徒になるんです」 「え?この学校の生徒にって…」 俺はあまりのことに間抜けな声を上げていた。 「どうやら…この街は妖魔の気配が強いみたいなんです。それが、ちょっと気なってしばらくこの街にとどまる事にしたんです」 「なるほど、それでうちの学校に通うと…」 「そうゆう事です」 なるほど、だから学校の敷地内にも入れたし制服も着てるわけか…ちょっとまてよ、 「お前…今何歳だ?」
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