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「そうですね。私だけ名前を知っているのも不公平ですしね」
「私の名前は龍之宮 玲奈(リュウノミヤ レイナ)と言います」
少女もとい玲奈は、俺の方に向き直りゆっくりとそう名乗った。
「龍之宮、か。これからよろしくな」
「はい、こちらこそよろしくお願いしますね」
そう言うと玲奈は優しく微笑んだ。
「あ!後、私の事は名前で呼んで下さいね」
「え?会って間もない女子を名前で呼ぶの抵抗あるんだが…」
そう言ったとたんに玲奈は涙目になって、
「駄目ですか…?」
と、俺に対して上目使いに聞いてきた。
「わ、わかった!玲奈って呼ぶからだから泣くなって!」
慌てて俺がそうゆうと、
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