自分史

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さっきまで笑ってた ついさっきまで微笑んでた 気付かないふりするのに 精一杯の僕らがいた さっきまで信じてた ついさっきまで疑わなかった 何かが終わってしまう 何かがかわってしまう 憂いに染まる街壊さないように ぬくもり忘れぬように僕らは 再会をここに誓う 巡り行く季節 混ざり合わないね 誰かの落書き 僕らみたいだね 知らない 分からないまま ただ書きなぐった夢こそ 僕らなんだね 僕らの『自分史』なんだね 巡り行く季節 混ざり合わないね 誰かの落書き 僕らみたいだね 見えない 掴めないまま ただ 叫んできた詩こそ 僕らなんだね
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