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『じゃぁ今の叫び声はなんだよ?』
『行けばわかる』
一言言われ男は叫び声のした方へと歩き出し、俺はそれについて行く。
少し歩くと、さっきの独房のような部屋とは違い、大きな広い教室のような部屋の前で止まった。
ドアの少し上を見ると、"Dランク"という表札のようなモノがぶら下がっていた。
『また、お前達か』
男がドアを開け中に入ると、呆れたように溜め息混じりに呟いた。
俺は興味が無く、ポケットに手を突っ込んだまま欠伸をしていた。
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