刑法第一条

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「早く席に座れ!!!」 図太い声、反吐が出る… 耳障りなんだよ 俺はイヤホンをつけながら音楽を聞いている。 「その死体は何番だ?!」 「二番でぇす」 図太い声の男が聞くと、二十一番がダルそうに答えた。 「殺したのは何番だ?!!!」 「…さっきからうるせぇよ。 誰が誰を殺そうが関係ねぇだろ」 「四十一番…貴様は我々に刃向かうのか!!!」 「刃向かうだぁ?頭おかしいんじゃねぇの? この中で死体ができんのは日常茶飯事だろ?」  
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