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男達の表情はピクリとも変わらず、言葉は拒否する事を許さないというようだった。
『どうせ何言っても無理なんだろ?』
俺は観念して…というか、拒否する気もまったくと言っていいほど無かった。
それから車に乗せられ一時間程走ると、目的の施設へと到着し車を降りた。
『ずいぶんデケェな』
建物を見上げると黒服の男達に話を振ってみた。
でも、男達は答えもせずに歩いて行ってしまい、俺は背中を追うように続いた。
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