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2100年 1月某日
「君達だね、中学生で剣士をやっているのは?」
いきなりの問い掛けだった、問われたのは三人、セーラー服に身を包み、真剣な面持ちで部屋の入口付近にたっている。
「はい、都道府県資格を持っています…」
と、部屋の中央のソファーに腰掛けた男に、三人のリーダー的少女が返答する。
腰まで伸びた綺麗なブロンド、三人の中央に立つ少女は、日本人離れしたその容貌を誇る訳でもなくただ男の問に答えた。
「ふむ…」
何処か値踏みする様な視線、だが嫌らしさ等は無い、ただ純粋にこちらの実力を計っている感じだ。
「どう…でしょうか?」
と、今までソファーの男の横で閉口し、直立不動で立っていた初老の男が恐る恐る口を開く。
「うむ、資料も経歴も申し分無い、校長、この三人を任務にお借りする」
「は、はい!」
緊張から開放されたかの様な弾んだ声、冷や汗をハンカチで拭き取りながら校長は笑みを浮かべる。
「では校長、これから彼女達と任務の話しに…」
「あっ、はい、君達も任務しっかりと」
そこで校長は部屋を後にする。
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