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『紅月の下で』
タッタッタッ タッタッタッ
「ッッッハァ… ハァ…
(まったく、大会が、近いからって、こんな遅くまで、練習させるなんて)」
…ハァ…ッ…ハァ…
「(こんな、若くて、可愛い女の子に 何か、あったら、どぉするんだ?あの鬼コーチーーー!!!!)」
日が短くなり、
まだ17時30分だというのに、日は沈み、辺りは、もぉ真っ暗だった
低い位置にある、 紅月(クゲツ)が、公園を、不気味に照らしていた。
タッタッタッ
タッ「?」
私は、何故か 紅く、不気味に照らされ続ける その公園に、吸い込まれる様に、足を踏み入れた。
瞬間!!
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