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ガザッ!
茂みの中から、突然 現れたのは、
頭から、兎の耳の様な物を付けた 変な格好をした女の子だった!?
「!??」
「!? ぇっ なっ?」
ガササッ!
「おーほっほっほっ!!
隙だらけ ですわぁ!!!?
ボケうさぎーー!!!」
バシィンッ!
「!?っ」
「!? っキャアァァァ!!」
茨(イバラ)の鞭が、容赦なく振り下ろされる!
電気が、走る様な痛みを覚悟したが、私は、無傷で空を跳んでいた。
いや…正確には、兎の耳を付けた人に、抱き抱えられていた
「此処は、危険です!
早く、逃げてください!」
スタッ…ン
「???えっ ぁの?」
「早く!! 走って!」
「おー ほっほっほっほっ!!
逃がしませんわぁ!!」
バシィッ!
「!?っ あぐぅっ!!」
容赦なく振り下ろされる鞭
兎耳の人は、私を庇い
鞭で打たる
打たれた箇所は、茨の刺が、刺さり、紅く血が、流れ落ちる
激しく打ち付ける鞭の音
くぐもった呻き声が、公園内に満ちる。
ガクガクガク ガクガクガク
「………ぃ…っ…
………い……やぁあぁぁぁ!!!!?!!」
ダッ!
私は、恐くなり、その場から、走り出した!
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