Ⅹライダーの世界

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~街~ 士とケイスケは互いにマシンを止めて降り、歩き出す すると士は歩きながら首にかけているトイカメラで辺りを撮り始める 「‥‥‥ここもダメか」 ケイスケは歩きながら士を見る 「ほぉ、君カメラマンなのか」 「まあ、俺は世界の全てをフィルムに写したいと思っている‥‥だが、この世界は俺を拒絶している」 「ん?どういう意味かな…?」 士は撮った写真を見せる、殆どがピンボケや逆光等が多い 「‥‥世界が俺に撮られたがっていない、この写真がその証拠だ」 「……なるほど、自分の世界探しというわけだな」 2人は歩き続ける
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