真の世界

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~財団・生物学研究所~ 士と海東は研究所内に入り、ただひたすら歩いていく すると二人の目の前に科学者達が集まっているのが見える 「‥‥あいつらも見学か」 「そうみたいだね、ところでこの世界のライダー…真には会ったのかい?」 「いいや、海東…お前真に何かお宝でもあると思ってるのか?」 「僕は彼から奪うものは何もないよ、僕が欲しいのは‥‥」 海東が言い掛けた途端に、黒服の男が士と海東に近付き…… 「見学の方々ですね?」 「ああ‥‥門矢士だ」 「海東大樹です」 2人は名乗ると同時に偽造カードを見せる 「私は本日同行させていただく、豪島と申します…よろしく」 豪島と名乗る黒服の男はそう言うと名刺を2人に渡した 受け取る士と海東 「所長がお待ちになっておりますので、行きましょう」 豪島は廊下に向かって歩き出し、他の科学者達も豪島のあとに続いて着いていく 「俺達も行くか」 士と海東もあとを着いていく
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