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~海~
シゲルはカブトローを止め、ヘルメットを外して崖の方へ向かっていく
「…………………。」
シゲルは黙りながらも向かっていく
シゲルが手にしているものは花である……誰かの墓参りだろうか‥‥シゲルは立ち止まり墓の前に向かって喋りだす
「………しばらくだな、ユリコ。」
ユリコ‥‥‥そう、かつてストロンガーとパートナーを組んだ電波人間タックルの墓である、デルザー軍団との戦いによって命を落とした彼女の死は…シゲルにとってとても哀しい事であった
「‥‥‥‥俺が、俺の力が足りなくて…お前を死なせてしまった、許してくれユリコ‥‥。」
そう言うと花を墓前に植え、シゲルはタックルが亡くなった時の事を思い出していた
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