スカイライダーの世界

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~喫茶ブランカ~ ヒロシは士の横の椅子に座る 士は水を飲み 「‥‥それじゃあ、聞かせて貰おうか」 「ああ、この世界では…悪の秘密結社ネオショッカーが行動している、奴等は世界の人口を3分の1にし…駄目な人間達を消し去ろうと企んでいるんだ」 3人は聞いている 「俺はスカイライダーとしてネオショッカーと戦っているが、奴等は大ショッカーと手を組んで…戦力を増してきてるってわけだ」 「大体わかった」 「やっぱりこの世界でも大ショッカーはいるって事か…」 「ところで聞きたいんだが、あんたがスカイライダーになった理由は?」 「………俺はネオショッカーに重傷を負わされ、奴等に改造人間にされたんだ…脳改造手術を受ける前に、元ネオショッカー科学者の志度博士に助けられてね‥‥もう普通の体には戻れないってわかっていたけど、俺は感謝しているんだ」 「どういう事ですか?」 「ネオショッカーと戦う力を得たからさ、志度博士は俺をこんな体にしたからと自分を憎んでいたが‥‥逆に感謝しているよ」 「……なるほど、で‥その志度博士って人は何処に?」 「今は日本にいないよ、ネオショッカー対策委員会に呼び出されてね‥外国にいるんだ」 すると谷が口を開き 「そこで私が呼び出されたんだ、私も…妻と娘をネオショッカーに殺されているからね……ヒロシと一緒にネオショッカーと戦っているんだ」 「そうなんですか‥‥。」 そこにナオコ達が入り込み ナオコは士の方を見て 「士君ってカメラマンなの?」 するとユウスケは 「いやいや、こいつの写真はピンぼけ…」 士はユウスケをどかし 「まあな、俺は世界の全てを写したいと思っている…撮ってもらいたいなら、高く付くぞ」 夏海は親指を突き出し 「士君!光家秘伝、笑いのツボ!!」 夏海は士の首に親指を突き付ける 「なっ!?くっ!はっはっはっはっはっはっはっはっ!!」 士は笑いながら床に膝を付く 「????」 ヒロシ達は首を傾げる
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