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~海~
「………そんな事があったとはな‥‥だがそんなのただのやせ我慢じゃないのか?」
「……そうかもしれないね、だけど俺は…あの時その1人の科学者の涙を止めたんだ、あれが俺にとって仮面ライダーとしての最初の仕事だったかな」
「………バカな、俺にそんな事が出来るのか!?」
ヒロシは士の方を見る
「出来るさ、士君…君も仮面ライダーならきっと‥‥。」
士は思わず声を荒げる
「出来るか!!俺は全てを破壊する存在、世界の破壊者!悪魔だ!!記憶は戻ってないが…いずれ世界の全てを破壊してしまうかもしれないんだぞ!?その時、俺は‥‥今まで会ってきたライダー達も……そしてあんたも‥‥。」
ヒロシはゆっくりと口を開いた
「……だからいいんじゃないか、それでも」
「!!」
「それでも戦っていいんだぜ‥‥門矢士、君は人間の為に戦ってもいいんだ…。」
「くっ……。」
士は言葉が出ない
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