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~アポロン宮殿~
アポロン宮殿‥‥そこはGODのアジトであり、世界中にもアポロン宮殿がいくつもあり…あらゆる格闘術、武術、スポーツのチャンピオンクラスを選りすぐった警備課、通信課等々色々備えている
そのアポロン宮殿の体育館では、警備課所属のGOD工作員達のトレーニングが行われていた
「ジィィーッ!!!」
工作員達はそれぞれ格闘技等々、組み手を行っている
その組み手を、腕を組みながらじっくり見ている熊と武士を合わせた怪人…グリズリーマサカドである
「………ダメだダメだ!!そんな事では、仮面ライダーに退きを取る事になるぞ!!」
グリズリーマサカドは厳しい一言を工作員達に言い放つ
「相変わらずだな、グリズリーマサカドよ…。」
そこに白いスーツを着た紳士、ガイ=アポロガイストが歩いてくる
「!!アポロガイスト、お帰りになったのですか!?」
グリズリーマサカドはガイの前に跪く
「うむ、久々にこの世界にも来たくてな…それよりどうなのだあの計画は!?」
「はっ、既に順調でございます…アポロガイスト、Ⅹライダーから再びパーフェクターを奪うとは‥‥アポロガイストのパーフェクターは?」
「……ディケイドに破壊されたのだ、私にとってとても迷惑な奴なのだ!!」
そう…アポロガイストの所持していたパーフェクターは、アマゾンの世界でのディケイドとの戦いで破壊された
「ディケイドに!?」
「もし奴に邪魔されるような事があるなら、構わず倒すのだ!!」
「ははぁっ、人食い熊グリズリーの力と…武将平将門の力を持ったこのグリズリーマサカドにお任せを」
「頼んだぞ…」
ガイは体育館から出ていく
「………ヌゥゥオオォーッ!!!!」
グリズリーマサカドは背中に装備されていた薙刀を強く振るい、近くにあったサンドバックを斬り裂いた
「……来るがいいディケイド、この薙刀で貴様の首を切り落としてやるわ!!!」
グリズリーマサカドは自信満々で言う
そしてその頃アポロン宮殿の医務局では……科学員による怪人の強化手術が行われていた
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