始まり

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昨夜のあり得ない展開について行けず、あんまり眠れなかった。 でも、こんな機会滅多にないからこんな俺でも仕事をちゃんとやろうと思う。 親父に少し感謝。 でもテレビ観る時間が減るな~。 やだな~。 パソコンいじる時間も減るし~。 ふと時計を見ると7時。 8時に家を出るらしいからちょうどいい時間だな。 「久しぶりだな…。こんなに早く起きるの。」 いつも俺10時に起きるもん。 1階に降りて朝飯を食べる。 「絋、あんたどういう格好で行くのよ。」 あぁ、そういえば俺どんな格好で行けばいいんだろ。 母さんと悩んでいる間親父が起きてきた。 「おはよう。」 「おはようお父さん。」 「おはよう、親父。」 久しぶりに3人で朝飯を食べる。 「なぁ、親父。今日はどんな服装で行けばいいんだよ?」 「普通に外出着でいいんじゃないか?」 親父。なんちゅうアバウトな!! 「でもスーツとかで行った方がいいんじゃない?」 スーツかぁ、ん? 「俺、スーツ持ってないよ?!」 そう。 俺はスーツを持ってないのだ。 だってスーツなんて必要なかったもん! と言うわけで、 俺は親父の言う通り普通の服装で行く事にした。
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