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別れてからも
携帯のメモリーは残っていたがメールはしなかった
この頃『こいのうた』を聞いては泣いていたのを覚えている
《きっとこの恋は口に出すこともなく伝わることもなく、叶う事もなくて終わることもないでしょう
ただ小さい小さい光になって私のこの胸の温度は下がらないでしょう。
欲を言えばキリがないので望みは言わないけれど今の私にはあなた以上はいないでしょう。生きてゆく力がその手にあるうちは笑わせてていつもいつもそばにいてほしいよ。
きっとあなたには
急に恋しくなったり
ヤキモチを焼いたり
愛をたくさんくれて
愛をあげたい人がいるから
ただ小さい小さい光の様な
私の恋心には
気付かないでしょう
でもそんなあなただからこそ輝いてみえるのだから
きっと今の私にはあなた以上はいないでしょう
教えてください神様
あの人は何を見てる?
何を考え、誰を愛し、誰のために傷つくの?
生きてゆく力がその手にあるうちは笑わせてていつもいつも傍にいてほしいよ…》
私はゆうが好きだった
頭ではもう忘れようと
思っても
心と体は正直だった
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