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何日か過ぎ
私たちは
デートの約束をした
私とゆうは
特急で一時間くらいかかる場所に住んでた
今思えば
たいした距離に感じないが学生の頃の私たちには
それは長い距離で
遠距離だった
初デートは私の地元だった
前の日から
明日は何を着ていこう?
など緊張して
よく眠れなかった
🚃の到着時刻より
だいぶ早く駅についてしまい到着を待つ間も
緊張して
落ち着いていられなかった
🚃が到着して
ゆうが降りてくるのをまった
ドキドキしながら待っていると笑顔で男の人が降りてきた
プリクラでしか
見たことなかったが
すぐにゆうだとわかって
私も笑顔をかえした
電話やメールでは話せるのに言葉がでてこない
しばらく沈黙で歩き
たわいもない話をしながら歩いた
だんだん会話も弾み
プリクラを撮って
ジュースを飲んで
買い物をして
ネックレスを買ってもらった
ゆうから初めてもらった
プレゼントだった。
帰りの🚃の時間が近付き
駅に向かった
ゆうを見送ろうと
『バイバイ』
と言った
ゆうが私の名前を呼んだ
振り替えると
キスしてきた
これがゆうとの初キスだった
発車時刻になり
ゆうは帰っていった。
私たちの初デートは
発車ベルと共に
終わった。。
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