295人が本棚に入れています
本棚に追加
俺は姿形は前の世界と変わらず、六歳だが比較的高い身長と中性的な顔立ち、前世が15歳だったので周りの子供より落ち着いた性格によって、よく男に間違えられたり、年上にみられる。
普通なら女の子らしい格好をして媚びるが、俺の親もこういったパーティーが嫌いであり、しかも俺には婚約者がいるので、今日はズボンに髪をくくったいつもと余り変わらない姿だが、スーツのようなきっちりと正装した姿で出席している。
そう。俺には仮だそうだが、婚約者がいるらしい。相手の名前も顔も知らないが、相手とは一週間後に初めて会う予定だ。確か歳は七歳ほど離れていた。
マフィアの子供だからかどうか知らないが、ピアノと礼儀作法を習っている。ピアノは、前世にも少し習っていたのもあって比較的うまくなった。今日は自分で作った曲を披露する予定だ。実はその作った曲というのは、前世で一生懸命練習して弾けるようになった大好きな曲『孤高の浮雲』だ。前世であった曲なのでズルい気がしたが、こちらの世界ではどんなに探してもなかったので、多分いいだろう(笑)
ピアノを披露する子供は俺を入れて4人らしく、俺は3番目だ。4番目はあの獄寺隼人だ。
そういえばマフィア特有の銃を打つ練習をしたりした。マフィア関係の学校でだ…💧学校には今年から通っているが、正直、前世で日本語であるが中学までの知識はあるので、さっそく飛び級しまくりだ(笑)
最初のコメントを投稿しよう!