♥もみじ♥

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儚く散ったその熱に 何を思いながら 私はこの場に立つことができるのだろう 周りには哀しげな滴がいくつも落ちているというのに この手に取り自分もその悲しみに飲み込まれたいのに 悲しむことすら忘れて ただ木みたいに地面に足が根付いて離れない 頭の中では理解していても 大粒の滴が落ちていても 私の口から落ちる言葉たちはひらりひらりと蝶の様に舞い 落ち着きがない ふわりふわりと 何の意味ももたない 宙に浮く そんな感じ いつもそこにいる君を心に浮かべながら
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