openning

2/2
前へ
/5ページ
次へ
俺の人生というものは何とも非生産的な人生だっただろう。 振り返れば失ったものの方が多い。 .....戦があったから仕方なかったのだろうか? 俺は敵を押し続ける兵士達を見て思う。 毎日毎日、俺らは立ち向かう兵士らを風車のように剣を振り回し、首をはねてゆく。 狩りとられてゆく首達は日に日に増えてゆくが、兵士は斬れども斬れども減らない。 いつから俺は剣をとった? いつから俺は力を望んだ? 思い出したらとんでもない程、昔に遡った。 あの頃は楽しかった。 ミシェルとオシアンと遊んだ日々──────
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加