4人が本棚に入れています
本棚に追加
俺の人生というものは何とも非生産的な人生だっただろう。
振り返れば失ったものの方が多い。
.....戦があったから仕方なかったのだろうか?
俺は敵を押し続ける兵士達を見て思う。
毎日毎日、俺らは立ち向かう兵士らを風車のように剣を振り回し、首をはねてゆく。
狩りとられてゆく首達は日に日に増えてゆくが、兵士は斬れども斬れども減らない。
いつから俺は剣をとった?
いつから俺は力を望んだ?
思い出したらとんでもない程、昔に遡った。
あの頃は楽しかった。
ミシェルとオシアンと遊んだ日々──────
最初のコメントを投稿しよう!