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会長「C…じゃない灘崎!
お前も辞めて良いんだぞ」
二人が去ってしまった部室で会長は寝ている男にも声を掛けた。
灘崎「此処にいる…辞めない」
いつから起きていたのかすぐに答える。
会長「お前も俺の事嫌いなんだろ」
会長の声は弱々しくなっている。
灘崎「べつに…嫌いじゃない
俺は尚人の良いとこ知ってる」
真剣な表情をする灘崎。
尚人「刃……
っ!俺の事は会長と呼べ」
会長…尚人はうれしそうに名前を呼ぶ、しかし何かを思い出したのか一瞬顔を逸らし叫んだ。
その後妙な沈黙が訪れ、それを破るように部屋のドアを開く音がした。
「おまえらきちんと活動してるか?」
やって来たのはスーツの女性だ。
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