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鳴り出す携帯
放って置いてみたり
猫って気まぐれなの
困る顔が浮かんでくる
本当に可愛いんだから
向こうを見てる・・・
わがままなの、私って
慌てて振り向いても
許してあげないから
嘘つきだね
恥ずかしがる君の言葉に
『ありがと』って言ってみたり
寂しそうな声
答えは目の前にあるのにね
蜜の味、なんてね
私はcoinを弾くの
受け止めるのは君
手のひらでcoinは何を見せてる?
送ったmail、返ってこない
真っ白な雲を掴むように
巡る音に包まれて
少し寂しくなったりしてるの
遠くに見えてる背中
この距離は縮まらなくて
手の中が、空っぽだよ
気持ちを伝えて
素っ気無い返事
見えない鎖に縛られて
クッションを抱きしめてる
バカなんだから
透明な箱でも
開けてみないとわからないの
気になっちゃうの
そこにあるものが何なのかなんて
掴まなくたってわかってたのに
止まらないの、私
それでも
受け止めていて
もらいたいから・・・
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