第一章 終わりと始まりのサイレン

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一弥「黄金世代のエースかぁ そりゃすごかったんだろなー。 俺もこんな選手になりたかったな」 鈴香「…!!」 「だ、だめよ! 野球はもうしないんでしょう!?」 一弥「わかってるよ そんな焦んなよ💧」 鈴香「う…うん。ごめん」 母さんはおれが野球の話しをするといつもこうだ。 そりゃそうだろう。 あの事故でだいぶ迷惑かけたから 鈴香「そういえばあんた友達と初詣行くんでしょう? もぅ行かなくていいの?」 一弥「そうだった!!」 待ち合わせは9時15分。現在 9時25分。 移動でトバしても10分。 『大分遅刻💧』 プルルルルル!! 一弥「ん?」 着信:由輝
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