一話

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部屋に入り、さっそくシャワーを浴びる 別れたあいつに、触られたと思うと気持ち悪い けど、一度は愛した男 全てを嫌うことはなかった 「暑……」 クーラーを付け涼んでから支度を始めたいが、今日はあまり時間がない 時間を気にしながらメイクを始めた 「よし。」 メイク崩れしてないか確かめ、時計を見ると6時10分前 吉野様とは7時に待ち合わせ 美容院には6時に予約している 「うわ。急がなきゃ。」 鞄の中に必要な物を押し込んで慌てて靴を履いた マンション下にいるタクシーに乗り込み、美容院に向けて走らせた
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