絶体絶命

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幾ら何でも、自己紹介を間違えるわけにはいかない。 クラスメイトからは質問や軽いセクハラ発言があったが、思ったよりもすんなり馴染めそうだと思った。 軽い挨拶も終わり、先生が私の席を教えてくれる。 「白川さんの席は、あそこよ黒崎君の横」 そういうと、男女から不満の声が上がる。 男子だけでなく、女子も不満を口にするあたり、女子からの人気が高いのだろうと思った。 私は、少し期待して席についた。
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