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スーツの男達は一瞬にしてひかるの背後に周り攻撃をしかけた
「ふっ,もう終わりか呆気ないなぁ。」
その瞬間スーツの男達の上から閃光より速き姿が目に入ってきた
「まさか,,,この技は!!」
「ぎゃぁぁぁぁ!!」
一瞬の出来事だった,白煙の中にはひかるが一人立っていた
「理事長,どういうおつもりですか??」
後ろで立っていた女,つまり彼女が理事長なのである
「どういうつもりもなにもありません,あなたにラテンダーの血が受け継がれているのか試しただけです。」
「,,,ラテンダーですか,,,じゃあ試してみますか??」
そう言ってひかるは部屋の天井一杯まで飛び上がり先ほどと同じ閃光の如く理事長に飛び掛かった
「,,,うそっ!?」
ひかるの足は理事長の長いしなやかな髪の毛をサッと霞めた
「へぇ,これがラテンダーねぇ,,,見込違いだわ。」
そう言った瞬間ひかるは床に足がついた,と同時に崩れ落ちた
「なっ,なにが起きたの!?」
ひかるは体を動かすことが出来ない
「あなたがラテンダーって聞いたからここに転入を許可したのよ,それがこの様,,,見込違いだったみたいね,,,」
「見込違い,,,」
ひかるは心の底から怒りが沸いて来た
「お父さんは,私に言ったの,私にしか出来ない事を教えてやるって,だから私の力を認めないヤツはお父さんの敵,許さない,,,許さないんだからぁぁぁ!!」
ひかるの周りに光が集まりはじめる
「なっ,何なのこのひかり!!」
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