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あと3日で彼女との3年の記念日だ。
都内某社の会社員の俺は仕事帰りにある宝石店にいた。
顔も性格も特にいいわけではないし会社でも特に偉くもない…そんな俺に不釣り合いなほと可愛い彼女だ
3年目にプロポーズしようと金も貯め宝石店をはしごし最後2つまで絞った… が決められない。
優柔不断すぎる自分が嫌だ。 2つを凝視する俺の顔があまりにも真剣だったようで店員が恐る恐る声をかけてきた。
「あ…あの~、お決まりですか?よければ違うものもありますけど。」
急に声をかけられ…しかも違う事に集中していたため…
「え!?あっ!いや…」
びっくりした…
そんな様子をみて、クスッと笑いながら「私でよければ決めるのをお手伝いいたしますよ。どんな方なんですか?」
俺より少し歳上だな、笑顔が綺麗だ。 慣れた感じだが…
それが信頼できるし話しやすい。
「あ…ありがとうございます。彼女は可愛いくて…性格もよくて、料理できて……………………あっ!写真みます!?」
ついにやけながらのろけてしまう… 写真はいつも手帳に入れてある。 疲れた時はいつも見て癒されている。
………そんな話をしながら店員さんに手伝ってもらいながら二時間悩み買うことが出来た。
買った指輪を大切に鞄にいれその日は帰ることにした。
帰ったらメールしてみるか。
そんなことを考えながら帰路につく。
…………
その後家に付き彼女と電話をし眠りに付いた… 指輪の話をしないようにするのは大変だったが楽しみはとっておかねば…
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