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尚也は、急いで美由から離れた。
とたん、美由はサッカーボールを拾うと、逃げ遅れた亮介に向かっておもいっきり投げた。
「うわぁぁぁぁあ!!!」
-バァァァァァン!!!-
美由は満足げにガッツポーズをとりながら亮介の所に行き、見下ろした。
近くの木の陰で両手を顔の前で合わせ、拝んでいる尚也がいた。
少し時間が経つと。
「ヴッ……」
亮介は痛む頭を押さえながら今まで寝込んでいたベンチから起き上がっりその場に座った。
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