始まり

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「あっ起きた」 そんな亮介を見ながら隣に座っていた尚也は冷静に言う。 「いったっ……」 亮介は美由に文句を言おうとしたが…… 「あれっ美由は?」 相手がいないことに気がつくと誰も見当たらない空き地を見回した。 「あそこ」 尚也が指さした所には、空き地の前の道路しゃがみ込んで何かを見ている美由がいた。
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