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すると美由は、地面をさして、
「ねぇ!なんか凄い綺麗な石があるんだけど!」
と、大きい声で言った。それを聞いた二人は、一度顔を見合わせ、走って美由のところまで行った。
指さした所には、紫色のやや小さめの石があった。
「なんだこれ?」
「石」
美由は尚也が聞いた問いに即答した。
「変な色だなぁ」
二人がそんな話をしていると、亮介が石を拾ってじぃ~っと見ていた。
すると、三人の周りが急に光りだした。
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