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だが、アンシェロントは気にせず、同じく気にしていない残りの三人に向かって口を開いた。
同時にケイトとラングビも戻って来る。
「本日は皆さんにご相談があります」
「相談? 何かしら」
「ジェロももう知ってることだろ?」
「ううん。ジェロにもまだ話してないよ」
自分にも話して居ないということに、ジェルブロートは複雑な表情を見せた。
「さっさと話せ」
不機嫌丸出しのジェルブロートに言われ、アンシェロントはうんと頷く。
「このたび私、アンシェロント・ヒングスバーズ。働く事に決めました」
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