一日目

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コンビニ弁当をたいらげたマサトは先輩に電話を掛けることにした。 昨日の飲み会について色々聞きたかったからだ。 ケータイを手にとり、アドレス帳から先輩の電話番号を探し電話をかけた。 発信音もなく、すぐに無機質な女性の声が聞こえた。 「お掛けになった電話番号は現在使われておりません。番号をお確かめになってお掛け直し下さい」 先輩、ケータイ買い替えたのかな。だとしたらきっともう少ししたらメールで情報が来るはずだ。 マサトは奇妙に感じたがさほど気にしてはいなかった。 マサトは壁に掛かっている時計を見た。そろそろ大学の授業が始まる時間だ。 今日の授業は昼からなので今からいけば十分間に合う。 マサトはゆっくり立ち上がり、大学へと向かった。
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