~悪夢の始まり~

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翔「えっ!?親戚!?」 僕はさっぱり心当たりが無い、なぜならどの親戚も近くに住んでいないからだ。更に特別仲が良い親戚もいない。 担任「そんなにびっくりすることでもないだろ、取り敢えず待合室に入りなさい」 翔「…はい…分かりました」 そして僕は待合室のドアを覗き込む様にゆっくり開けた。 翔「…失礼しまぁす」 そこには見たこともない黒のスーツを着た30代前半位の男が立っていた。やはり全く心当たりが無い。 すると黒スーツの男が声を発した。 黒スーツの男「やあ、初めまして」 黒スーツの男はにやりと笑いながら第一声を発した。 翔「えっ!?はっ初めまして!!」 僕は戸惑った、初めましてってことは、やはり会ったことはないってことだよな。 黒スーツの男「おめでとう、君は選ばれたんだよ」 翔「えっ!?選ばれた!?」 黒スーツの男「そう、君はかくれんぼに選ばれた」 混乱している僕に黒スーツの男は胸元から何かのカードを取り出した。 翔「うわ!!」 その瞬間目の前が真っ白になった。
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