旅立ち

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『じゃあな 頑張ってこいよ!』 彼女はコクリと頷き、この前と同じように力強く彼女の背中を押した。 そのまま振り替えらずに彼女はゲートをくぐり、曲がってしまった。 TETSUYAは美空が角を曲がる瞬間、さりげなく涙を拭ったのを見た。 『やれやれ。帰るか!』 そう言ってTETSUYAは時計台の近くに置いてあった、大きな旅行バックと青森行きの切符を持って帰って行った。 -end-
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