ホットコーヒー

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『TETSUYA、どうした?!』 『ごめん、ちょっと待ってて』 涙を拭いながら美空を力強く押して入ったTETSUYAの部屋は必要な物意外何もないような部屋だ。 小学生の時から使っている勉強机の右の引き出しから、何年も貯金した金を引き落として買った指輪が入っている。それだけは暗く殺風景な部屋の中で輝いていた。 それを持ち出し、勢いよくドアを開けると (サビが終わると同時に音楽が止まる。)
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