各種目の怪物
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白球は、87メートルのところで落ちた。 「イエー!!イエー!!イエー!!」 拳を握り、自分を称えるように声をあげる。 「どけ。たかが80ちょいで喜びやがって。目障りだ。」 またあいつだ。 「んだとこらぁ!!んじゃぁテメーはもっと飛ばせんのかよ?つか名前言えテメー!!」 雄太は、言いたい事を全て言い切った。 しかし、長身の青年は既に投球モーションに入っていた。
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