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「誰だよお前?」
雄太が声をかける。
すると、青年は驚いた表情で、
「なっ何ィ!?
貴公、小生の事をしらないのかァ!?」
と、言った。
周りからは、『誰もお前の事なんか知らねーよ…』という冷たい視線を向けていたが、青年はそんなもの無視で語り始めた。
「小生の名は、市ノ川永吉!(イチノカワ エイキチ)
松末中(マツスエ)出身のエースだ!
小生はこの古豪秀英に入り、エースとなり、甲子園に出場。
そしてドラフト一位でジャイアンツに入団し、スター街道を進む!
さらにメジャーに行き、ヤンキースに入り…………………」
後半はみんな聞いていないようだった…。
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